「入学願書、間違えちゃった…」提出したら不合格?訂正印はアリ?不安なあなたへ贈るQ&A
入学願書をいざ書こうとすると、緊張してしまったり、うっかりミスをしてしまったりすることってありますよね。「住所を間違えた!」「生年月日がズレてる…」など、書き損じを見つけた時、「このまま提出したら落ちるかも!?」とパニックになってしまう人もいるかもしれません。
でも、安心してください。書き損じがあったからといって、すぐに不合格になるわけではありません。大切なのは、慌てずに正しい対処法を知ること、そしてミスを最小限に抑えるための対策をすることです。
今回は、入学願書の書き損じに関するあなたの不安を解消するためのQ&Aと、正しい対処法、そしてミスの予防策を詳しく解説します。
Q1. 入学願書を間違えたまま提出したら、不合格になるの?
A. 間違いの内容と、その後の対応によります。
軽微な記入ミスであれば、すぐに不合格になることはほとんどありません。特に、氏名や生年月日といった基本情報以外の部分で、誤字脱字程度であれば、合否に直接影響しないケースが多いです。
しかし、氏名・生年月日・連絡先といった個人情報や、学歴・職歴、志望理由といった重要な項目に大きな誤りがあった場合は、学校側が合否の判断をする上で困惑したり、事実確認ができなかったりするため、選考に影響が出る可能性はゼロではありません。
特に注意したいのが、願書を間違えたまま提出してしまい、後から発覚するケースです。もし提出後にミスに気づいた場合は、そのまま放置せず、速やかに学校側へ連絡を入れることが誠実な対応として評価されます。「間違えたまま出す」ことよりも、「間違いを認め、どうリカバーするか」が、あなたの人間性を見る一つの指標になることもあります。
Q2. 訂正印を使っても大丈夫?修正テープは?
A. 基本的には、学校の指示に従いましょう。指示がない場合は、原則「二重線+訂正印」が安全です。修正テープや修正液は避けるべきです。
入学願書の訂正方法は、学校によってルールが異なります。まずは、募集要項や願書に同封されている「記入例」「注意事項」を必ず確認してください。
「訂正印」を推奨・許可している場合: 指定された方法(二重線で消し、その上に訂正印を押し、正しい内容を近くに記入する)で修正しましょう。
「再提出」を推奨・指示されている場合: 新しい願書を請求し、書き直すのが最も確実です。予備の願書がない場合は、早急に学校へ連絡して取り寄せましょう。
「修正テープ・修正液」の使用について: 多くの学校で推奨されていません。修正テープや修正液を使うと、書類としての信頼性が損なわれると判断される場合があります。なるべく使用は避け、もし使用してしまった場合は、すぐに学校に問い合わせるのが賢明です。
一般的なルール(指示がない場合):
間違えた箇所に定規を使って二重線を引く→その上に訂正印を押す→近くに正しい内容を記入する。この方法が最も丁寧で、かつ改ざんの疑いを持たれにくい方法です。
Q3. 「願書に書き間違いがある=不合格」という噂は本当?
A. 結論から言うと、書き間違いだけで不合格になることはまずありません。
インターネット上では「願書の書き間違いは不合格に直結する」という極端な噂が流れることもありますが、これはあくまで「注意力が散漫である」という印象を与えてしまう可能性がある、という程度に捉えておきましょう。
学校側が見ているのは、あなたがその学校で学ぶ意欲があるかどうか、そして必要な書類を揃える誠実さがあるかどうかです。もし願書を書き間違いてしまっても、募集要項に従って適切に訂正されていれば、それが原因で落とされることは考えにくいです。ただし、あまりに訂正箇所が多い場合は、「落ち着いて書類を作成できない人」という印象を持たれるリスクがあるため、新しい用紙に書き直すことを検討してください。
Q4. 卒業見込みを間違えた!学歴のミスはどうすればいい?
A. 学歴に関するミスは、判明した時点で早急に訂正が必要です。
特に多いのが、願書で卒業見込みを間違えた、あるいは入学・卒業の年次を計算ミスしてしまったというケースです。学歴は、受験資格(出願資格)に関わる非常に重要な情報です。
もし提出前に気づいたのであれば、二重線と訂正印で修正するか、可能であれば新しい願書に書き直しましょう。もし提出後に「願書で卒業見込みを間違えた」ことに気づいた場合は、すぐに学校の入試担当部署へ電話してください。
「卒業見込み」という言葉は、現在の所属先での修了を証明するものなので、ここが間違っていると事務手続き上の大きな支障となります。しかし、連絡を入れて指示を仰げば、大きなトラブルに発展することはありませんので、勇気を持って伝えましょう。
Q5. そもそも、願書で間違いをしないためには?
A. 焦らず、確認を徹底することが一番の予防策です。
下書きをする: 最初から清書するのではなく、願書のコピーや別の紙に、鉛筆で下書きをしてから清書に取り掛かりましょう。
「記入例」を熟読する: 募集要項や願書に付属している記入例は、隅々までしっかり読み込みましょう。記入方法や注意点が詳しく書かれています。
複数人でチェックする: 自分で書いたものは見落としがちです。家族や先生、友達など、第三者に最終チェックをお願いすると、客観的な視点で間違いを発見してもらえる可能性が高まります。
時間に余裕を持って: 提出期限ギリギリになって焦って書くと、ミスが増えやすくなります。余裕を持って早めに準備に取り掛かりましょう。
必要な情報を事前に整理: 卒業年月日や取得資格の名称など、正確な情報が必要な項目は、事前に手元に資料を準備しておきましょう。
Q6. 願書の書き方で合否の印象は変わる?
A. 丁寧さや正確さは、あなたの「真剣さ」を伝える大切な要素です。
願書は、あなたが志望校に提出する最初の「顔」となる書類です。誤字脱字が多かったり、修正箇所が目立ったりすると、「確認不足」「注意力が足りない」といったマイナスな印象を与えてしまう可能性はあります。
もちろん、それだけで不合格になることは稀ですが、特に競争率の高い学校や、書類選考の比重が高い入試形式の場合、丁寧で正確な願書は、あなたの学習意欲や真剣さを伝えるためのアピールポイントにもなり得ます。
手書きの場合は、丁寧に楷書で書くことも大切です。文字の美しさよりも、読みやすさ、丁寧さが重要視されます。
願書作成でよくある「具体的なお悩み」解決ガイド
ここでは、より具体的に「どうすればいいの?」と迷うポイントを掘り下げて解説します。
1. 住所や氏名の漢字を間違えた場合
日常的に使っている漢字でも、願書という公的な書類では「正式な表記」が求められます。例えば「斉藤」と「齊藤」など、戸籍上の表記と異なる書き方をしてしまった場合は、必ず訂正が必要です。住所の番地なども、略さずに(〇丁目〇番〇号など)書くのがマナーです。
2. 写真の貼り忘れやサイズ間違い
願書の内容以前に、書類の不備として扱われるのが写真のミスです。万が一、願書を間違えたまま提出してしまった(写真のサイズが違う、裏面に氏名を書き忘れた等)ことに気づいたら、これも電話で相談してください。多くの場合は、後から正しい写真を送付するなどの対応で受け付けてもらえます。
3. 訂正印はどんな印鑑を使えばいい?
訂正印として使用するのは、認め印で構いません。ただし、シャチハタ(インク浸透印)は公的な書類の訂正には不向きとされているため、朱肉を使って押すタイプの印鑑を用意しましょう。また、二重線の上に重なるように押印するのが一般的です。
提出後に「間違い」を見つけた時のチェックリスト
万が一、提出した後に「あ!間違えてた!」と気づいてしまった時のステップです。
まずは深呼吸をして落ち着く
間違い一つで人生が終わるわけではありません。まずは冷静になりましょう。
募集要項を再度読み直す
提出後の訂正について記載がないか確認します。
学校の入試課に電話する
「受験番号(わかれば)」「氏名」「どの箇所の、どのような間違いか」をメモしてから電話しましょう。
指示された通りに対応する
「そのままで大丈夫です」と言われることもあれば、「訂正届を出してください」と言われることもあります。学校の指示が絶対です。
まとめ:不安な気持ちは学校に相談!万全の体制で提出を!
入学願書の書き損じは、誰にでも起こりうることです。「願書を書き間違いたらおしまいだ」と自分を追い詰める必要はありません。もし間違いを見つけても、一人で抱え込まず、募集要項を確認し、必要であれば学校に直接問い合わせる勇気を持ちましょう。
そして、何よりも大切なのは、「丁寧さ」と「正確さ」を心がけて記入することです。この書類一枚にも、あなたの「この学校に行きたい!」という思いが宿ります。
あなたの努力が詰まった願書が、最高の形で学校に届くよう、最後まで気を抜かずに準備を進めてくださいね!