お葬式は何時から?参列する際の開始時間や所要時間を解説
「お葬式って、何時から始まるの?」
「何分前に行けばいいの?」
「何時間くらいで終わるんだろう…」
身近な人が亡くなり、お葬式に参列することになったとき、時間にまつわる疑問や不安を感じる方は少なくありません。特に初めて参列する方は、お葬式の流れやマナーがわからず、戸惑ってしまうこともあるでしょう。
この記事では、お葬式の開始時間や所要時間、親族と一般参列者の違いなど、時間に関する疑問をわかりやすく解説します。
お葬式(告別式)はいつ、何時から始まるの?
お葬式は、故人様と最後のお別れをする大切な儀式です。一般的に、通夜の翌日の午前中から午後の早い時間に執り行われることが多いです。
お葬式の開始時間は、葬儀社や地域の慣習、参列者の人数などによって異なりますが、何時から始まることが多いかというと、午前10時〜11時頃が一般的です。
ただし、中には午後から始まる場合や、一日葬など形式によって開始時間が異なる場合もあります。開始時間は、訃報や案内状で必ず確認するようにしましょう。
通夜はいつ、何時から?
通夜は、お葬式(告別式)の前夜に行われる儀式です。何時から始まるかというと、午後6時〜7時頃に始まるのが一般的です。
お葬式には何分前に行くのがマナー?
お葬式に参列する際、開始時間に遅れないことはもちろん、早すぎるのもマナー違反になることがあります。
一般参列者の場合
一般参列者の場合は、お葬式の開始何分前に行くのが適切かというと、15分〜30分前に到着するのが一般的です。
受付で記帳や香典を渡す必要があるため、あまりギリギリになると慌ててしまいます。ただし、あまり早く到着しすぎると、遺族や葬儀社が準備で忙しい時間帯なので、迷惑になってしまうこともあります。
親族の場合
親族として参列する場合は、一般参列者よりも早く到着する必要があります。故人様との最後の時間を過ごしたり、受付を手伝ったり、様々な準備があるからです。
そのため、お葬式の開始何時間前に行くかというと、1時間〜2時間前に到着するのが一般的です。
お葬式は何時間くらいで終わるの?
お葬式にかかる時間は、全体の流れによって異なります。
告別式のみの場合
告別式自体の所要時間は、1時間〜1時間半程度が目安です。
告別式から火葬まで通して参列する場合
告別式から火葬、火葬後の「お骨上げ」まで全て参列する場合は、何時間かかるかというと、3時間〜4時間程度が目安となります。
一日葬の場合は、お通夜がないため、告別式から火葬までを1日で行い、同じくらいの時間がかかります。
土日にお葬式はある?
「お葬式は土日にもあるの?」
はい、お葬式は土日にも執り行われます。参列者の都合を考慮し、土日に行われることも少なくありません。
ただし、火葬場が友引の日を休みにしていることが多いため、友引の日にお通夜を執り行い、翌日が友引でも火葬が行える場合や、一日葬を選ぶ場合など、状況に応じて柔軟に対応されることが増えています。