【初心者でもできる】骨董品の市場相場を自分で調べる3つの方法
「実家を整理していたら、古そうな壺や絵画が出てきたけど、これって価値があるのかな？」
「どうせ売るなら、安く買い叩かれる前に、だいたいの相場を知っておきたい…」
骨董品を前にして、そんなふうに感じたことはありませんか？
骨董品は、その道のプロでなければ価値を見極めるのが難しいものですが、ちょっとした工夫で、おおよその市場相場を自分で調べることができます。今回は、骨董品の価値を調べる方法を3つご紹介します。
1. まずは自分で！オンラインでのリサーチ
専門家に相談する前に、まずは自分でできることから始めてみましょう。
方法1：オンラインオークションやフリマアプリをチェック
メリット：
実際に売買が成立した価格を見ることができるため、リアルな市場相場を知る手掛かりになります。
注意点：
素人が出品しているケースも多く、偽物や状態の悪いものが高値で取引されている場合もあります。あくまで参考程度に留めておきましょう。
方法2：専門の買取店のウェブサイトを見る
メリット：
多くの骨董品買取業者は、ウェブサイトに過去の買取実績や作品例を掲載しています。
似た品物や作家の名前で検索することで、だいたいの価格帯を知ることができます。
2. 最も正確な相場を知る「専門家への相談」
自分でリサーチしても、骨董品の正確な価値を見極めるのは非常に難しいものです。最も確実なのは、やはり専門家に見てもらうことです。
方法1：複数の骨董品店や買取業者に査定を依頼する
メリット：
骨董品や古美術品を専門に扱っているプロの鑑定士に、無料で査定を依頼できます。
ポイント：
業者によって得意なジャンルや査定基準が違うため、必ず2〜3社に査定を依頼して比較しましょう。
方法2：専門家による鑑定会に参加する
メリット：
美術館や百貨店などで開催される鑑定会では、その道の権威に直接品物を見てもらえる貴重な機会です。
3. 相場を調べる前に知っておきたい注意点
骨董品の価値を正しく判断するために、以下の2つの点を心に留めておきましょう。
「素人判断」は危険！
骨董品は、見た目の古さだけで価値が決まるわけではありません。作者や時代、来歴によって価値が大きく変わります。安易な自己判断は避け、必ず専門家に見せるようにしましょう。
付属品や来歴は大切に！
作品の価値を証明する箱（共箱）、鑑定書、作者の情報、来歴（誰が所有していたかなど）は、すべて揃えておきましょう。これがあるだけで、査定額が大きく変わることがあります。
まとめ
骨董品の市場相場を調べるには、まず自分でオンラインで調べ、その後に**「必ず複数の専門家」**に査定を依頼するという2つのステップを踏むのがおすすめです。
これらの方法を実践することで、お手元の骨董品の価値を正しく知ることができ、安心して売却を進められるはずです。