価値あるお宝はどれ?骨董品人気ジャンル別高価買取リスト
「家に古そうなものがあるけど、価値があるか分からない…」
「どうせ売るなら、少しでも高く買い取ってほしい…」
そう思っていませんか?
実は、骨董品には中古市場で特に高い人気を誇り、高価買取が期待できる**「人気ジャンル」**が存在します。これらのジャンルの骨董品は、愛好家やコレクターからの需要が高く、買取価格が安定しているのが特徴です。
今回は、主要な骨董品の中から、特に高価買取が期待できる人気ジャンルを陶器、絵画、家具に分けてご紹介します。
1. 陶器・焼き物
日本の陶磁器は海外でも高く評価されており、特に名のある作家の作品や歴史的な価値を持つものは高値で取引されます。
人間国宝の作品
富本憲吉、加藤土師萌、清水卯一などの人間国宝(重要無形文化財保持者)に認定された作家の作品は、非常に高い価値があります。
著名な陶芸家
北大路魯山人、河井寬次郎、濱田庄司、板谷波山など、近代陶芸を代表する作家の作品は、高価買取の対象となります。
古陶磁器
桃山時代から江戸時代初期にかけて作られた「古備前」「信楽」「伊賀」などの古窯の作品は、希少性と歴史的価値から高額査定が期待できます。
2. 絵画・掛け軸
絵画や掛け軸は、作家の知名度や作品の希少性、保存状態が査定額を大きく左右します。
日本画・洋画の巨匠
横山大観、竹内栖鳳、小林古径といった近代日本画の大家や、藤田嗣治、東郷青児、梅原龍三郎などの洋画家の作品は、高い需要があります。
近代美術・現代アート
草間彌生、奈良美智、村上隆など、現代アートの分野で国際的に活躍する作家の作品も、非常に高額で取引されています。
版画
葛飾北斎や歌川広重などの浮世絵や、川瀬巴水などの新版画も、状態が良いものは高い評価を受けます。
3. 家具・工芸品
家具や工芸品は、ただ古いだけでなく、作家性やデザイン性、使われている素材が重要になります。
民芸運動に関わる家具
柳宗理、剣持勇、松本民芸家具など、日本の民芸運動を支えた作家や工房の家具は、そのデザイン性から高い人気があります。
西洋アンティーク家具
マホガニーやウォールナットなどの上質な木材を使ったイギリスやフランスのアンティーク家具は、根強い人気があります。
伝統工芸品
漆器、金工品、象牙、根付など、職人の技が光る伝統工芸品も、作家や作風によっては高価買取の対象となります。
まとめ
骨董品の価値は、その**「作家性」「希少性」「保存状態」**によって決まります。もし、お手元に心当たりのある骨董品があれば、まずは専門の鑑定士に一度見てもらうことをお勧めします。
思わぬお宝が見つかるかもしれません。