【結婚式ストッキング】黒やタイツは大丈夫?知っておきたいマナーと選び方
結婚式に招待されたとき、服装マナーで意外と迷うのが「ストッキング」や「タイツ」。
「黒でもいい?」「寒いときはタイツでも大丈夫?」と悩む女性も多いですよね。
この記事では、結婚式にふさわしいストッキングのマナーと、季節別・状況別の選び方をわかりやすく解説します。
結婚式のストッキングは「肌色」が基本マナー
結婚式はフォーマルな場。参列者の装いは「新郎新婦を引き立てること」が前提です。
そのため、**基本的にはナチュラルなベージュ系ストッキング(肌色)**がマナーとされています。
✅ 肌色ストッキングが選ばれる理由
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清潔感・上品さがある
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光の反射で脚を美しく見せる
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フォーマルドレスやパンプスに馴染みやすい
特に春や夏の結婚式では、自然なツヤ感のある薄手タイプがベスト。
派手すぎるラメ入りや、装飾付きのタイプは避けましょう。
黒のストッキング・タイツはアリ?
❌ 基本的にはNG
黒いストッキングやタイツは、フォーマルでも弔事(葬儀)を連想させる色のため、結婚式には不向きです。
ただし、以下のような例外的なケースでは許容されることもあります。
⚪ 冬の防寒対策としてやむを得ない場合
寒冷地や冬の屋外式などでは、**透け感のある黒ストッキング(20〜30デニール程度)**ならOKとされることもあります。
その場合は以下の点を意識しましょう。
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光沢のない、上品なマットタイプを選ぶ
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靴やドレスの色と統一感をもたせる
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厚手のタイツ(40デニール以上)は避ける
つまり、「黒タイツ=完全NG」ではなく、TPOを見て判断するのがポイントです。
カラー・柄入りストッキングは?
❌ 原則避けるべきタイプ
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網タイツやドット柄
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派手なラメ入り
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レース・花柄など装飾が目立つタイプ
これらはカジュアル・個性重視の印象を与えるため、フォーマルな結婚式では避けるのが無難です。
⚪ ほんのりラメ入りやシアー感のあるタイプならOK
夜の披露宴やホテルウェディングなど、少し華やかさを出したい場合には、控えめなシアータイプを選ぶと上品に仕上がります。
季節別・シーン別ストッキングの選び方
| 季節 | おすすめタイプ | 注意点 |
|---|---|---|
| 春・夏 | 薄手のベージュ(10〜20デニール) | ツヤ感と透明感を重視 |
| 秋 | 少し厚めのナチュラルベージュ | 柔らかい素材で上品に |
| 冬 | ベージュ系 or 透け感のある黒 | タイツは避け、20〜30デニール程度まで |
| ガーデン・屋外式 | ナチュラルカラー+滑り止め付き | ヒールとの相性を考慮 |
ストッキングの破れ対策も忘れずに
意外と多いのが「会場でストッキングが伝線してしまった!」というトラブル。
替えのストッキングを1足バッグに入れておくのが大人のマナーです。
応急処置のコツ
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伝線部分に「透明マニキュア」や「ヘアスプレー」を塗ると進行を防げます。
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バッグには予備ストッキング+ミニマニキュアをセットで入れておくと安心。
まとめ:結婚式のストッキングは“控えめ&上品”が正解
結婚式では、「主役を引き立てる」装いが一番のマナーです。
基本は肌色のナチュラルストッキング。
寒い時期でも、黒や厚手タイツはなるべく避け、透け感のある上品なものを選びましょう。
✅ 最後にポイントおさらい
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肌色ストッキングが基本マナー
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黒は例外的にOK(透け感があるものに限る)
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厚手タイツ・柄物・網タイツはNG
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破れ対策に替えを持参する
フォーマルな場でも足元に気を配れば、全体の印象がぐっと上品になります。
季節や会場に合わせて、清潔感のあるストッキングを選びましょう。